6月7日の日本株
週末6月7日の日本株は、弱含みながら持ち合いで方向感の乏しい動きとなり、日経平均株価の終値は前日比19円58銭安の38683円93銭でした。
TOPIXも小幅安となりましたが、東証グロース市場250指数は1%超の上昇となりました。
値上がり銘柄2194に対して値下がり銘柄1731とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は46、年初来安値更新銘柄は48でした。
ADA指数は45.5%となり、前日の45.6%とほぼ変わらずでした。移動平均線割れ銘柄の売却、移動平均線超えの買付の双方を行い、トータルのポジションとしては横ばいという状況です。
週末夜間に円安が進む
個別銘柄をみると、日本電気(6701)、ミマキエンジニアリング(6638)など高値更新となる銘柄もありましたが、総じて高安まちまちの展開で、なかなか難しい環境が続いています。
そんな中、日本時間の金曜日夜に発表されたアメリカの雇用統計にて、予想より強い数字が発表されたことで、早期の利下げ観測が後退し、為替レートは円安に向かい、10年物国債利回りは上昇しました。
これによる日本株への影響がまだ週明けになってみないと分からないのですが、ひとまずその反応を注視したいと思います。特に最近はグロース市場銘柄や成長株の反発に期待していて、多少のポジションも取っているのですが、国債利回り上昇、円安となれば成長株には逆風となり、再びプライム市場の大型株に資金が集まる可能性もあるからです。
最近は、円安になっても日経平均株価が上がらなかったり、逆に円高なのに日経平均株価が上がるなど、為替レートと日経平均株価の連動性も崩れている感があります。また、日経平均株価そのものも横ばいの動きが続き、上下どちらに動くのかまだ分からない状況です。
今後、上方向と下方向のどちらに明確なトレンドが出るのかを注視し、そのトレンドに従った投資行動をしていきたいと思います。
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