方向感の乏しい展開ー2023年4月19日の日本株

4月19日の日本株

4月19日の日本株は、寄り付き後は終日弱含みの動きとなり、日経平均株価の終値は前日比52円07銭安の28606円76銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄1591に対し値下がり銘柄2239とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は95、年初来安値更新銘柄は21でした。

ADA指数は26.1%となり、前日の33.4%から低下しました。ポジションを多少整理するため保有株を売却したほか、移動平均線割れ銘柄を打診で空売りしたりしました。引き続き大きな勝負は控えるようにしています。

急上昇銘柄は利食いも一考か

個別銘柄をみると、サンウェルズ(9229)、M&A総研ホールディングス(9552)など、高値更新となる銘柄は引き続き散見されます。

また、決算発表を好感して株価が急上昇するものもありますが、なかには寄り付きが高値で、その後株価が下がってしまうものも目立ちます。このようなケースは、寄り付きの高値近辺で大量の買いがつかまってしまっているため、その後さらに強い買い需要が生じないと、株価は頭打ちとなってしまいます。

したがって、決算発表等で株価が急上昇したものについては、その後順調に上昇するならば保有を続ければよいですが、頭打ちになってしまっているケースは一部を利食いし、利益を確実に得ておくのも一考と思います。

また、高値更新を続けていたAbalance(3856)が、信用規制によりストップ安となりましたが、株価急騰が続くとこうした需給要因からの株価下落の恐れもありますので、高値での飛び乗りを避けるなど、十分注意が必要です。

全体相場が横ばいなので、個別銘柄の株価も伸び悩むものが目立ちます。株価が巡航速度で上昇しているなら特に気にする必要はありませんが、急騰した場合は適宜の利食いを入れるのが良いと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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