9月1日の日本株
週末9月1日の日本株は、寄り付き安く始まった後はすぐ切り返して上昇に転じました。後場ややだれたものの、日経平均株価の終値は前日比91円28銭高の32710円62銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は小幅安でした。
値上がり銘柄2781に対し値下がり銘柄1168と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は291、年初来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は70.2%となり、前日の64.0%から上昇しました。これ以上ポジションを膨らませられない水準まで達しており、ここからは欲しい銘柄があった場合は銘柄の入れ替え等で対応していくつもりです。
現状は明らかな上昇相場だが
個別銘柄をみると、神戸製鋼所(5406)、日本製鉄(5401)、合同製鐵(5410)、安藤・間(1719)、日本電気(6701)、名村造船所(7014)、GSIクレオス(8101)、東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など、東証プライム上場の大型株中心に高値更新となる銘柄が多く出現しています。
また、株価指数をみると、マザーズ指数は圧倒的に弱く、やはり成長株には投資資金は向かっていないことが分かります。そして、日経平均株価は25日移動平均線を少し超えた程度ですが、TOPIXが8月1日につけた直近高値を更新し、上値抜けを果たしています。
このように、TOPIXでみれば明らかな上昇相場であり、また個別銘柄でみれば東証プライム銘柄は80%が25日移動平均線超えとなっており、上昇トレンドが続いています。一方東証グロースの成長株は弱いものが多く、やはり今は弱いものを先回りして買うのではなく、強い銘柄に素直についていくことが利益につながる状態といえます。
もしここから日経平均株価も直近高値超えとなれば、さらなる株価上昇も期待できます。個人的にはいつ大きく下がってもおかしくないとは思っていますので、下がったらすぐ撤退できるようにしますが、それでも株価が上昇を続けている間はそれにしっかりついていきたいと思います。年初来高値更新銘柄が300近く出ている相場ですから、新規買いはさすがに慎重になるべきですが保有株はそのまま保有継続して利益を伸ばしていきたいものです。
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