強いアメリカ株に日本株も追随かー2020年2月5日の日本株

<今日の日本株>
2月5日の日本株は大きく上昇し、日経平均株価の終値は前日比234円97銭高の23319円56銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2710に対し値下がり銘柄1045と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は65、昨年来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は30.4%となり、前日の16.3%から大きく上昇しました。株価反発に伴い、空売りの買い戻しや、25日移動平均線を回復した銘柄の買い直しなどを実行しました。

 

<強いアメリカ株+円安進行=日本株も上昇?>
個別銘柄をみると、テクマトリックス(3762)、オプティム(3694)、富士通(6701)など高値更新となる銘柄も散見されます。上昇トレンドに復帰する銘柄も増えてきました。

ただ、まだ下降トレンドのままの銘柄の方が多く、強い銘柄に絞って投資しないとなかなか利益が取れないと思います。

また、アメリカ株が異様に強く、ナスダックは連日の過去最高値更新となり、もはやあきれるしかない状況です。
日本株、とくに日経平均株価は、アメリカ株とドルー円レートの変数ですから、アメリカ株が上昇し、為替も円安に振れている現状では、日本株も上昇しやすくなっているといえます。

私自身、一時はADA指数がマイナスになりましたが、2月5日時点で30%超えまで復帰、おそらく2月6日には40~50%にまで復帰し、平時の水準に近づくと思います。

結局、1月下旬の下げで保有株の多くを売却したものの、2月に入ってからの急反発によって、売却した銘柄を買い直したということです。

売ったものを買い直すのなら、売らずに持ち続けていればよかったのではないか?というご意見もあるでしょうが、それは結果論です。

やはり、一度は多くの銘柄が下降トレンドになり、それまで強かった銘柄までもが25日移動平均線を割り込んだわけですから、一旦は保有株を売って嵐が過ぎ去るのを待つべきです。たまたま今回はあまり下落が深くならずに済んだだけで、上昇相場が終焉して下落相場に移行していたならば、さらに株価の下落が続いていたはずだからです。

そして、上昇相場が終焉して下落相場に移行したかどうかは、かなり時間が後になってからでないと分かりません。それが分かってから保有株を売却したのでは遅すぎます。その時点で株価はかなり下落してしまっているからです。

であるならば、株価のさらなる下落が懸念される状況、例えば多くの銘柄が下降トレンドになっているようなときは、下降トレンドから上昇トレンドに復帰、言い換えれば売りが止まって再び買いが優勢になったことを見極めてから買い直した方が安全なのです。

1月終わりから2月頭のような、株価が大きく下がっているところを買い向かえば、もしそこから反発すればとても良いタイミングで買えることになります。

でも、そこで反発せず、さらに大きく値下がりしたなら、致命的なダメージを負いかねません。株式投資は、たった1回の失敗で、再起不能なほどの大きな損失を被る可能性があることを私は身を持って知っていますから、株価が下がっている途中では買わないのです。

上手く行けば安いところで買えるが失敗したら致命的なダメージになる逆張りの買いか、逆張りより多少高く買うことになるが失敗のリスクも小さい順張りの買いか、どちらを選ぶかはあなた次第です。
もちろん私は順張りです。たった1度の大失敗で、自分の大事な資産を失いたくありませんから。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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