日経平均株価大幅高で28000円突破ー2023年3月6日の日本株

3月6日の日本株

3月6日の日本株は、寄り付きから大きく上昇しその後も強い動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比310円31銭高の28237円78銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2607に対し値下がり銘柄1312と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は185、昨年来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は54.6%となり、先週末の44.8%から大きく上昇しました。新規買いおよび空売りの買戻しを行ったことによるものです。

基本は保有株の上昇を観察

個別銘柄をみると、双日(2768)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)などの商社株が引き続き高値更新、テラプローブ(6627)、伯東(7433)、大阪ソーダ(4046)なども高値更新となり、強い銘柄が目立っています。

ただ、値下がり銘柄が全体の3分の1あることから分かる通り、決して全面高になっておらず、グロース市場の銘柄や、成長株には株価が下がるものも目立ちました。私の持ち株も値下がりするものが多かったです。

さて、日経平均株価が28200円を超え、過去何度も上げどまった28300円~28500円どころの水準に差し掛かってきました。もちろん、ここから大きく上昇する可能性もありますが、それに賭けて今から大量に買い仕込むのはやはり危険だと思います。

私自身も、多少のポジションの積み増しはしますが、株価が大きく上がる前から保有している株の上昇を観察し、上昇が続く限り保有して利益を伸ばすのが基本です。

最近、「日本株は割安だ!」とか「絶好の買いチャンス!」とか、「バブルの高値を超える!」といった威勢の良い話が良く聞かれるようになりましたが、それらを鵜呑みにするのではなく、あくまでも株価のトレンドについていくようにしましょう。もし本当にバブル高値を超えるなら、株価は上昇トレンドが続きますからそれに乗っていればよいだけですし、逆に大きく下がるなら株価は下降トレンドに転じますから保有株は速やかに売却して次のチャンスを待てばよいだけです。

正直、ここから大きく上がっても大きく下がってもおかしくありませんし、どちらになるか予想するのも危険です。足元は強気で全く問題ありませんが、下降トレンドに転じたときはいったん保有株を売却するなどして、大きな下落が来ても大損をしないようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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