明確な変化の兆しー2021年8月23日の日本株

8月23日の日本株

週明け8月23日の日本株は、朝から高く始まりその後もじり高の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比480円99銭高の27494円24銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。

値上がり銘柄3151に対し値下がり銘柄733と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は49、年初来安値更新銘柄は47でした。

ADA指数は30.9%となり、先週末の9.0%から大きく上昇しました。上昇トレンドに転じた銘柄の新規買いや、すでに上昇トレンドにある銘柄の追加買いなどを行いました。株価の強い動きをみて、少し勝負気味にしました。

ここから上値を伸ばせるかどうかがポイント

個別銘柄をみても、バリューコマース(2491)、SHIFT(3697)、ULSグループ(3798)、ラクス(3923)、ダブルスタンダード(3925)、マネーフォワード(3994)、JMDC(4483)など、もともと上昇トレンドにある強い銘柄の高値更新が目立ちました。

また、それ以外にも、直近の高値を明確に超えてきたものも多く、明らかに先週までとは異なる動きを感じました。1日当たりの利益も久しぶりに大きなものになっています。

ただし、下降トレンドの弱い銘柄もまだかなりあります。そうした銘柄は、全体が上昇してもついてこれない可能性が高いので、上昇トレンドの強い銘柄、もしくは上昇トレンドに転じた銘柄を中心にポートフォリオを構築するようにしましょう。

さて、前回のブログにて反発近し、と書いたところ早速明確に反発したため、私自身も多少勝負に出てみたわけですが、ここからさらに株価が上昇して上値を伸ばせるかどうかがポイントです。
ここまで、少し上昇しては結局下がる、という状況が半年以上も続いているわけですから、さすがにそろそろ明確に上方向に向かってもらいたいというのが正直なところです。

売られすぎとまではいかないまでも、十分な安値圏からの反発ですので、底打ちからの本格的な上昇の初動であることを期待して今後を見守りたいと思います。

なお、買いそびれたという場合も、上昇トレンドに転じたばかりの銘柄も多々あるので、そうした銘柄を買っていけばよいと思います。もちろん、これまでのように、株価が思ったほどのびず、すぐしぼんでしまう可能性もあることを理解した上でです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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