日経平均株価続伸も上値重いー2023年3月7日の日本株

3月7日の日本株

3月7日の日本株は、寄り付き直後から上昇に転じるものの上値も重く、日経平均株価の終値は前日比71円38銭高の28309円16銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2488に対し値下がり銘柄1379と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は202、昨年来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は57.5%となり、前日の54.6%から上昇しました。新規買いおよび空売りの買戻しを行ったことによります。個人的には、これ以上のポジション増加は避けたいところです。

アメリカ株急落の影響を見極める

個別銘柄をみると、引き続き丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)、双日(2768)といった商社株が高値更新、それ以外にも三井住友フィナンシャルグループ(8316)、富山第一銀行(7184)、日本製鉄(5401)など高値更新となる銘柄が目立ちました。

それ以外にも突然の急騰となる銘柄も多く、マーケット環境は総じて良好です。

ただ、日経平均株価の28300円という水準は、過去何度も跳ね返されている価格帯であり、ここを明確に超えてくることができるかが重要なポイントです。ここで頭打ちになってしまうと、結局ボックス相場に戻ってしまうことになります。

昨晩のアメリカ株が大きく下がりましたので、日本株がどのくらいの影響があるかを見極めたいところです。円安が進んでいることもあり、日経平均先物は前日比100円程度の下落ですんでします。

もしかしたら、アメリカ株が弱い中、日本株は強いという動きをする可能性もありますから、アメリカ株が下がったからと言って、日本株が下がらなければ慌てて日本株を売る必要はないと思います。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事