3月3日の日本株
3月3日の日本株は大きく上昇し、日経平均株価の終値は前日比428円60銭高の27927円47銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しましたが、日経平均株価の上昇率よりは低くとどまりました。
値上がり銘柄2852に対し値下がり銘柄1053と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は156、昨年来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は44.8%となり、先日の38.1%から上昇しました。株価上昇に伴い、新規買いおよび空売りの買戻しを行ったことによります。空売り残高はかなり少なくなりました。
どこまで伸びるかに注目
個別銘柄をみると、双日(2768)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)など商社株が一斉に高値更新、合同製鐵(5410)や伯東(7433)も高値更新となっています。
高値更新銘柄がかなり多く、かつ日経平均株価も直近の高値(2月6日の27821円22銭)を抜き、かつ週末の日経平均先物は28200円台まで上昇しており、27500円どころの膠着局面をようやく上抜いた形になりました。
通常、横ばいから上昇に転じたところは買いの局面なのですが、すでに個別銘柄は強いものが多く、今から新規でどんどん買うというのは遅いと思います。すでに買い仕込んでいる銘柄を保有し、どこまで株価が伸びるか観察するという感じです。
もし日経平均株価がここから30000円超えを目指すのであれば話は別ですが、日経平均株価が28000円を超えても、28500円どころは過去何度も上げ止まった水準であり、今回もそうなる可能性は十分あります。
結局、直近高値は超えたものの、日経平均株価はまだボックス相場が続いていて、そこを上抜けるかどうかはまだ分からないということです。
ただ、個別銘柄には強いものが多いので、高値掴みを避けつつ上昇トレンドにしっかり乗ることで、利益を伸ばすことはできるマーケット環境だと思います。
商社株が一斉に高値更新するなど、注目すべき動きもあり、適宜利食いも入れつつ、強い銘柄の上昇トレンド継続にはついていきたいものです。
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