膠着状態を脱するか?ー2023年3月2日の日本株

3月2日の日本株

3月2日の日本株は、小高く始まったもののその後は売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比17円66銭安の27498円87銭でした。
TOPIXも小幅安、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1853に対し値下がり銘柄2034とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は151、昨年来安値更新銘柄は13でした。

ADA指数は38.1%となり、前日の35.8%からやや上昇しました。空売りの買戻しや新規買いを行ったことによるものです。空売りはだいぶ少なくなっています。

アメリカ株につれて日経平均先物も上昇

個別銘柄をみると、伯東(7433)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄は引き続き多く、マーケット環境そのものは悪くありません。
一方、膠着状態を続けている日経平均株価ですが、昨晩のアメリカ株上昇により日経平均先物が27700円まで上昇しています。
何度も27800円どころで頭打ちとなっている日経平均株価が、この価格帯を明確に超えて上方向へ進むかどうか、というところまで来ています。
日経平均株価が直近高値を超えて上昇トレンドを継続させれば、個別銘柄もさらに上昇しやすくなりますから、当面注目しておきたいポイントとなります。

個人的には、安値から立ち上がってくる銘柄より、先日の決算発表で大きく上昇したような、上昇トレンドの強い銘柄の押し目があれば狙っていきたいと思います。現時点ではまだ膠着状態から脱しているわけではないので、高値掴みには引き続き注意が必要です。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事