3月2日の日本株
3月2日の日本株は、小高く始まったもののその後は売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比17円66銭安の27498円87銭でした。
TOPIXも小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1853に対し値下がり銘柄2034とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は151、昨年来安値更新銘柄は13でした。
ADA指数は38.1%となり、前日の35.8%からやや上昇しました。空売りの買戻しや新規買いを行ったことによるものです。空売りはだいぶ少なくなっています。
アメリカ株につれて日経平均先物も上昇
個別銘柄をみると、伯東(7433)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄は引き続き多く、マーケット環境そのものは悪くありません。
一方、膠着状態を続けている日経平均株価ですが、昨晩のアメリカ株上昇により日経平均先物が27700円まで上昇しています。
何度も27800円どころで頭打ちとなっている日経平均株価が、この価格帯を明確に超えて上方向へ進むかどうか、というところまで来ています。
日経平均株価が直近高値を超えて上昇トレンドを継続させれば、個別銘柄もさらに上昇しやすくなりますから、当面注目しておきたいポイントとなります。
個人的には、安値から立ち上がってくる銘柄より、先日の決算発表で大きく上昇したような、上昇トレンドの強い銘柄の押し目があれば狙っていきたいと思います。現時点ではまだ膠着状態から脱しているわけではないので、高値掴みには引き続き注意が必要です。
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