５月２０日の日本株

５月２０日の日本株は、日経平均株価が前場大きく上昇して上げ幅６００円超に達する局面もありましたが、後場は上げ幅を縮める展開となり、終値は先週末比２８２円３０銭高の３９０６９円６８銭でした。
TOPIX、東証グロース市場２５０指数も上昇しました。

値上がり銘柄２８０９に対し値下がり銘柄１２６７と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は１０１、年初来安値更新銘柄は３１でした。

ADA指数は６７．２％となり、先週末の４９．２％から大きく上昇しました。強い株が目立ち、上昇トレンドとなった銘柄に新規買いを行ったことなどによるものです。結果、かなり強気のポジションとなりました。

大口の投資資金が入った印象

個別銘柄をみると、TOWA（６３１５）、コンコルディア・フィナンシャルグループ（７１８６）、ミマキエンジニアリング（６６３８）、三井物産（８０３１）、三井住友フィナンシャルグループ（８３１６）、みずほフィナンシャルグループ（８４１１）など高値更新銘柄が目立ちました。私の保有株にも高値更新銘柄がかなり生じており、この動きはここ最近はなかったものです。上昇トレンドの強い銘柄のみならず、全体的に大口の投資資金が入ってきた印象を受けます。

日経平均株価も上ヒゲをつけたものの２５日移動平均線を明確に上回って上昇を続けていますので、引き続き、上昇トレンド銘柄はしっかり保有継続し、利益を伸ばしていきたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。