日経平均株価大幅安も底堅い銘柄多いー2022年10月11日の日本株

10月11日の日本株

10月11日の日本株は、日経平均株価が寄り付きから大きく下げて始まり、後場は一段安となりました。終値は先週末比714円86銭安の26401円25銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しましたが、下落率は日経平均株価ほどではありませんでした。

値上がり銘柄810に対し値下がり銘柄3114と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は48、年初来安値更新銘柄も48でした。

ADA指数は2.5%となり、先週末の7.5%から低下しました。保有株の下落に伴う売却や、新規空売りを実行したことによります。

高値更新も安値更新もそれなりにある

個別銘柄をみると、確かに全体的には大幅安なのですが、寿スピリッツ(2222)、東日本旅客鉄道(9020)、日本航空(9201)、ANAホールディングス(9202)など旅行関連銘柄は上昇し、共立メンテナンス(9616)は上場来高値に肉薄しています。

日経平均株価の下落ほどには、個別銘柄の下げはきつくないように感じます。無論、個別銘柄ごとに強いもの、弱いものがありますので、弱い銘柄を我慢して持ち続けるのは禁物です。あっという間に塩漬け株になり身動きが取れなくなります。

本日のような動きでも、日経平均株価だけを見て、大きく下がったと慌てて持ち株を全部投げ売るのではなく、あくまでも個別銘柄ベースで保有するか売却するかを決めるようにしましょう。特に、朝から大きく下げて始まるような日は、何でもかんでも持ち株を売りたくなってしまいますが、強い銘柄はあまり下がらないことが多いので、慌てる必要はありません。

私自身は、引き続き、上昇トレンド銘柄を保有するとともに下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続しています。ただ、明確なトレンドが出ないまますでに今年も4分の3が過ぎてしまいましたので、上でも下でもよいから明確なトレンドが出てもらいたいものです。そうすれば利益を得ることがかなり容易になりますので。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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