アメリカCPI伸び鈍化でどこまで伸びるかー2022年12月13日の日本株

12月13日の日本株

12月13日の日本株は、大きく上昇して始まった後は伸び悩み、日経平均株価は28000円をキープできずに終わりました。終値は前日比112円52銭高の27954円85銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2104に対し値下がり銘柄1690とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は47、年初来安値更新銘柄は10でした。

ADA指数は25.0%となり、前日の16.3%から上昇しました。株価上昇に伴い、空売りの買戻しを行ったのと、新規で少し買ったことによります。

CPI伸び率鈍化でアメリカ株急騰

個別銘柄をみると、円谷フィールズホールディングス(2767)、アクリート(4395)などが高値更新となりました。また、年初来高値更新銘柄が年初来安値更新銘柄を大きく上回っており、再び買い優勢の状況になりつつあります。

また、日本時間13日夜に発表されたアメリカの11月消費者物価指数(CPI)は、前月比でプラス0.1%、前年同月比でプラス7.1%となり、予想以上の伸び率鈍化に反応し、アメリカ株は急騰、アメリカ10年物国債金利は低下、ドルー円レートは円高に振れました。

アメリカ株が引けまで強い状況をキープすれば、14日の日本株も大きく上昇して始まりそうです。

ただ、インフレ率が鈍化するということは、景気悪化に向かうということですから、いずれは株価の大きな調整は避けられないとみているのは従来と同じです。上昇の流れにはついていきますが、下落に転じたら躊躇なく持ち株を売り、守りに徹するつもりであることには変わりありません。引き続き変化の兆候には注意してマーケットを観察していきたいと思います。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事