日経平均株価小動きも個別銘柄はまちまちー2022年10月12日の日本株

10月12日の日本株

10月12日の日本株は、日経平均株価が前日終値を挟んで横ばいの動きとなり、終値は前日比4円42銭安の26396円83銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄1677に対し値下がり銘柄2132とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は30、年初来安値更新銘柄は84でした。

ADA指数はマイナス2.7%となり、前日の2.5%から低下して再びマイナスとなりました。保有株の一部を売却した一方、新規空売りも少し実行していて、買いポジションより空売りのポジションの方が少し上回りました。旅行関連銘柄中心に、買い銘柄もそこそこあります。

旅行関連銘柄がどこまで伸びるか

個別銘柄をみると、共立メンテナンス(9616)が上場来高値を更新し、空運、鉄道会社が上値追いとなるなど、引き続き旅行関連銘柄が上昇しています。

一方、成長株、ハイテク、半導体や景気敏感株などは弱いものが多く、投資する銘柄によりパフォーマンスが大きく異なる状況となっています。

ただ、マーケット全体でみれば、8割方は下降トレンドなので、引き続き下方向に警戒するとともに、上昇トレンドの強い銘柄を、ポジションが大きくなりすぎない範囲で保有するというのが有効です。

なお、旅行関連銘柄はまだ買えるものもありますが、25日移動平均線からの乖離率が大きくなっているものも増えています。マーケット全般は下げ相場ですから、高いところを飛びつくのではなく、日経平均株価が大きく下がったところの連れ安を狙うなど、できるだけ安いところを買うように心がけましょう。

今は全般下げ相場ですから、利益を狙いにくい状況です。そんな時は、買いそびれて利益を得られないよりも、無理に飛びつき買いして損失が膨らむことを避けるようにしましょう。

今晩はアメリカの9月CPI(消費者物価指数)の発表になります。内容次第で急落も急騰もあり得ますが、どちらに動くか予想するのは避けて、トレンドが変化するほどの動きであれば、動いた方向についていきたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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