調整入りの可能性も視野にー2019年12月18日の日本株

<今日の日本株>
12月18日の日本株は、朝からじり安の動きとなり、日経平均株価の終値は前日比131円69銭安の23934円43銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1146に対し値下がり銘柄2589と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は126、年初来安値更新銘柄は7でした。

ADA指数は55.3%となり、前日の60.3%から低下しました。中小型成長株を中心に、移動平均線を割り込む銘柄がいくつかあったため、それらを売却したことなどによります。

 

<下降トレンド銘柄がだいぶ増えてきた>
個別銘柄をみると、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、イビデン(4062)、JCU(4975)、エスプール(2471)などが高値更新となっているなど、年初来高値更新銘柄も100以上あります。しかし一方で、下降トレンドとなっている銘柄も増加していて、私のウォッチ銘柄の中では半分ほどは下降トレンドです。

日本株に過熱感は全く感じられず、さらなる上昇の可能性も十分ありますが、下降トレンド銘柄の増加をみると一度1~2ヶ月程度の調整が入ってもおかしくありません。

もちろん、そうなっても、持ち株が下降トレンドになったら売ればよいだけですし、売った後再度上昇トレンドになったら買い直せばよいだけですから特に気にすることはありません。

ここで変に将来の株価を決め打ちして、下降トレンドの銘柄を買いまくったりとか、上昇トレンドなのに保有株を全部売ってしまったり、といった行動をするのは得策ではありません。予想が当たればよいですが、外れたら悲惨な目に合ってしまいます。

できれば10銘柄以上に投資資金を分散し、下降トレンドになったものから順次売却し、上昇トレンドになったものを順次買い付けていけば、自然とマーケットの強さに応じたポジションが構築されます。
トランプ大統領の弾劾など、新たなニュースも入ってきていますし、経済の先行きに不安を感じさせる材料も多々ありますが、あくまでも株価についていくことが大事です。なぜなら、株価は市場参加者全員の行動の結果であり、プラス材料、マイナス材料を全て織り込んで動いているからです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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