10月7日の日本株
週末10月7日の日本株は、寄り付き大きく下げて始まった後は下げ幅を縮める展開となり、日経平均株価の終値は前日比195円19銭安の27116円11銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1204に対し値下がり銘柄2607と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数は7.5%となり、前日の17.3%から低下しました。株価下落に伴い、保有株の売却や新規空売りを行ったことによります。再び空売りが少し増えてきました。
淡々と強い銘柄だけ拾って保有する
個別銘柄をみると、新日本科学(2395)が上場来高値を更新、また鉄道、空運、ホテル、観光関連の銘柄に上昇トレンドの銘柄が目立ちます。
月曜日から木曜日の急激な上昇は、7日金曜日の下げでさすがに一服となりましたが、週末のアメリカ株急落の影響で、日経平均先物は26600円近辺にまで下落しています。
それでも、月曜日の安値から木曜日の高値まで1800円近く上昇した後800円下がったという形なので、底打ち後の押し目を形成しているとも取れます。
一方、日経平均株価はちょうど25日移動平均線に跳ね返されて反落しているため、ここからさらに株価が下落し、底割れとなる可能性もあります。
つまり、26600円という価格は、押し目とも下落の始まりともとれる、非常に悩ましい株価位置にあります。
それでも、日経平均株価が25日移動平均線を超えられずに反落したことを個人的には重要視したいと思います。つまり、月曜日からの急反発でも上昇トレンドに転じることができずに反落し、下降トレンドが継続しているということです。
個別銘柄は、上昇トレンド銘柄と下降トレンド銘柄がマチマチですから、上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売り、かつポジションを膨らませないようにするというのは今までどおりです。日経平均株価が木曜日につけた27400円どころを明確に超えてくれば、25日移動平均線超え+直近高値超えの買い転換にはなりますが、それを待ってから買うと今年ずっと続く横ばい相場では、買うタイミングとして遅すぎるので、日経平均株価が下がっても上昇トレンドをキープしている銘柄は買っていくのがよいと思います。
やはり注目点は日経平均株価が27400円どころを超えるかどうかで、ここを超えない限りは全般は下目線で考えていきたいと思います。
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