5月30日の日本株
5月30日の日本株は、寄り付きから大きく上昇した後も強い動きが終日続き、日経平均株価の終値は先週末比587円75銭高の27369円43銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3165に対し値下がり銘柄782と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は132、年初来安値更新銘柄は7でした。
ADA指数は47.9%となり、先週末の19.8%から大幅に上昇しました。新規買いや空売りの買い戻しを進めたことによります。
次の関門は27500円どころ
個別銘柄をみると、大部分の銘柄が上昇し、かつ力強い上昇で大幅高になったり、25日移動平均線を明確に超えてくる銘柄が多数ありました。成長株の多くも急反発しました。また、年初来安値更新銘柄が激減したのも注目に値します。
そのため、私自身も久しぶりにADA指数50%の水準までポジションを高めました。
次の関門は4月に付けた日経平均株価の戻り高値の27500円どころで、ここを超えれば意外高も期待できると思っています。
5月30日の寄り付きは買いタイミングとしてかなり良いタイミングと私自身はとらえましたのでポジションを膨らませましたが、最近の日本株の悩ましいところは、ここから株価が伸びずすぐ失速してしまうことです。そうならばせっかく良いタイミングで買った株も損切りとなり、損失が積み上がってしまいます。
30日の個別銘柄の動きからは、最近にはあまりなかった力強い動きが感じれたので、今度こそはと期待しておりますが、結局株式投資というものは、利益を得られる可能性が高いタイミングで買い、後はその後の株価の動きに身を任せるしかないと思っています。
マーケット環境が悪ければ、良いタイミングで買っても利益は得られないですが、いつマーケット環境が好転するかは分かりませんので、良いタイミングが来たら淡々と買うだけです。
今年はこれを続けるとことごとく株価が伸びず、損切りが積み重なることになるので、何も動かないのが吉だったと今になってみれば言えますが、それは結果論ですし、何も動かなかった結果大きな上昇の初動に乗れなかった、という可能性もありますから何が正しいかは一概には言えません。
ただ、大きな上昇の初動に乗れなくても良い(これは、大きな利益を放棄するという意味になります)ので、損失が積み上がるのを避けたいというのであれば、様子見、もしくはポジションを小さくして明確な変化を待つ、という作戦もありだと思います。
個人的には、大きな上昇の初動には絶対乗る、と決めているので、良いタイミングが来たと思ったら果敢にポジションを取りにいくつもりです。これを続けていればいつか大当たりを引くことができますので。
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