強かった株も総じて売られるー2022年3月8日の日本株

3月8日の日本株

3月8日の日本株は、安く始まった後一時プラス圏に転じたものの、後場は再び売りなおされる展開で、日経平均株価の終値は前日比430円46銭安の24790円95銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄705に対し値下がり銘柄3274と全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄は5、昨年来安値更新銘柄は476でした。

ADA指数は13.4%となり、前日の23.7%から大きく低下しました。上昇トレンドをキープしていた強い銘柄も25日移動平均線を割り込んだため、売却を進めたことなどによるものです。

そろそろ反発してもいい頃合いだが・・・

個別銘柄をみると、7日とはうって変わって、商社、資源・エネルギー、非鉄金属、海運といった強い銘柄群が軒並み一斉に急落し、私自身も結構なダメージを食らいました。

また、全体で見ても昨年来安値更新銘柄が476とかなりの高水準に達していて、まさに下げ相場真っ只中といったところです。

ただ、◯◯ショックのような暴落に発展しないのであれば、そろそろ下げ止まって反発に転じても良い水準ではあります。

そこで、私であればここから25日移動平均線を超えてきた銘柄を順に買い、それらが再び移動平均線を割ったら売るというルールを厳守し、反発に乗ることを目指しつつ、◯◯ショックのような暴落での大きな損失を回避するため、損切りもしっかりと行うようにしていきたいと思います。

どこからどうみても下げ相場なので、買って勝負に行けば多少のマイナスになるのは仕方がありません。でも、大部分の個人投資家が陥っているような、株価が下がっても我慢して持ち続けて塩漬け株で手も足も出なくなっているよりは10000倍ましですし、なによりチャンスが到来したときに投資できるキャッシュが手元にあるというのが非常に強いです。

くれぐれも下降トレンドのうちは手を出さず、下げ止まって上昇トレンドになってから買うようにしましょう。下がっている途中に買うより、結局は下げ止まって少し上がったのを確認してから買う方が安く買えることが多いし、塩漬けになるリスクも低減できます。また、損したくない人は、無理にポジションを大きくせず、もう少しマーケット環境が落ち着いてから本格的に動いてもよいと思います。

とにかく、大きな損をしない。そのためには適切なタイミングで損切りを行うこと。これが下げ相場を小さな傷で乗り切り、次のチャンスにしっかり乗る秘訣です。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事