売り物に押されるも底堅いー2023年12月29日の日本株と今週の投資戦略

12月29日の日本株

2024年最初のブログ更新となります。本年もブログ、メルマガ、コラム等にて有益な知識・情報の提供に努めてまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。

2023年大納会の12月29日の日本株は、寄り付き直後上昇する局面があったもののその後は売り物に押される展開となりました。日経平均株価の終値は前日比75円45銭安の33464円17銭でした。
TOPIXは上昇、東証グロース市場250指数は小幅安で終えました。

値上がり銘柄2555に対し値下がり銘柄1473と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は82、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は54.6%となり、前日の53.4%からやや上昇しました。引き続き上昇トレンドへの買いポジションを構築しています。

円安が株価にプラスに作用するか

個別銘柄をみると、強いものも結構あるのですが、その一方で25日移動平均線を割り込んでいる銘柄も全体の4割ほどあり、引き続き全面高とはなっておらず、銘柄選択により投資成果が大きく異なる状況が続いています。

2023年は日経平均株価の年間上昇率が28%にも上りました。しかし、小型成長株を中心に、年間で下落した銘柄も全体の3分の1ほどに達しており、個人的には日経平均株価が30%近くも上がったという実感はありません。東証グロース市場250指数は1年間でほとんど上昇しませんでしたが、感覚としてはこちらにかなり近いです。

小型成長株の多くは大きく売られたことにより、割安度が増しているものが増えています。私自身も、業績が伸び続けているにもかかわらず株価が下落基調だった銘柄の反発の初動は積極的に乗っていきたいと考えています。

全体としては、年明け円安がやや大きく進行していますので、株価へのプラスの作用に期待したいものです。日経平均先物は、25日移動平均線近辺まで下がっており、正直ここからどう動くかは想定しづらいです。チャート形状のよい個別銘柄を中心に、先物も選択肢に加えて、ここからの上昇があればしっかり取っていきたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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