引けにかけ売られ続落ー2022年3月9日の日本株

3月9日の日本株

3月9日の日本株は、前場は日経平均株価が25000円を回復する局面もあったものの、後場の残り1時間で一気に売られ、マイナス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比73円42銭安の24717円53銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1678に対し値下がり銘柄2200とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄はゼロ、昨年来安値更新銘柄は302でした。

ADA指数は8.9%となり、前日の13.4%から低下しました。株安により保有株を一部売却したことなどによります。

上昇トレンドに転じるまでは焦らない方が無難

個別銘柄をみると、朝方反発して強かった銘柄の多くが後場になり売られ、あまりよい状況ではありません。

ただ、9日夜のアメリカ株が大幅高、日経平均先物も9日の終値から700円ほど高い水準で戻ってきており、一転して10日は大きく上昇してスタートしそうです。

これをみて、「いよいよ底打ちか?」と慌てて買い向かってしまう人もいると思いますが、朝から大幅高で寄り付く時は、高値掴みとなる危険性もありますので、買うにしても一気に勝負には行かず、無理のない範囲で買った方が無難です。

現状は大部分の銘柄が下降トレンドですし、多少反発してもまだ25日移動平均線にすら届かないものばかりです。そんな状態で焦って買うのはやはりリスクが高いので、上昇トレンドに転じるのを待ってから買った方が良いと思います。私自身も、ウォッチ銘柄をひととおりチェックしましたが、買いたい銘柄はそれほど多くありませんでした。

まだ下げ相場ですから、利益を得ることより損失を膨らませないことに神経をとがらせた方がよいでしょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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