2月14日の日本株
3連休明け、2月14日の日本株は、週末のアメリカ株の大幅下落の影響を受け、寄り付きから大きく下げて始まり、その後も下げ幅を広げる展開となりました。
日経平均株価の終値は前営業日比616円49銭安の27079円59銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅安となりました。特にマザーズ指数は4%超の下落となっています。
値上がり銘柄990に対し値下がり銘柄2953と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は26、昨年来安値更新銘柄は51でした。
ADA指数は47.6%となり、前営業日の67.0%から大きく低下しました。保有株の売却に加え、新規空売りも多少実行したことなどによるものです。
強い株と弱い株が明瞭に
個別銘柄をみると、決して全面安にはなっておらず、オリエンタルランド(4661)、住友金属鉱山(5713)、三井物産(8031)など高値更新となる銘柄もいくつかありました。
14日の動きで顕著だったのが、やはり成長株の弱さです。軒並み下落し、中には大幅安で安値更新となったものも目立ちました。一方で、建設株、銀行株、商社株、資源・エネルギー関連株といった銘柄群は、上昇したか、小幅下落にとどまっていて、改めて二極化の動きが明瞭になっているように感じます。
マザーズ指数のチャートをみると、底打ちした感触がなくなってきており、このまま一段安となって底割れ、それにつれ成長株の個別銘柄も大きく下落する可能性が高くなってきているように感じます。
やはり、下落途中の銘柄を安易に買い向かうことはリスク回避の観点からは避けた方が無難と思います。
引き続き、上昇トレンドの強い株を保有継続し、下降トレンドの弱い株は、上昇トレンドに転じるまでは手を出さないという基本的な方針を徹底していきたいと思っています。
成長株をメインに投資している多くの個人投資家は、多額の含み損を抱えて悲惨な状況になっていると思いますが、耐えきれず投げ売りが出たところが1つのターニングポイントとみています。その点で考えれば、はやく投げ売りが出てすっきりした方が底打ちが早まり、その後買っていける局面が訪れると期待しています。
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