じり安だが結局は米株に振り回される展開ー2022年2月15日の日本株

2月15日の日本株

2月15日の日本株は、小高く始まったもののその後は終日売りに押され、日経平均株価の終値は前日比214円40銭安の26865円19銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1395に対し値下がり銘柄2527と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は28、昨年来安値更新銘柄は52でした。

ADA指数は42.6%となり、前日の47.6%から低下しました。移動平均線割れとなった保有株を売却したことなどによるものです。

超短期的には順張りより逆張りが有利か

個別銘柄をみると、15日は銀行株、商社株、資源・エネルギー関連株といった強い銘柄群が軒並み下落する一方、成長株の一部は切り返すものもありました。

マザーズ指数が安値更新しそうな弱さであることからも分かる通り、成長株に安易に手を出すことはできず、さらに強い銘柄群も売られてしまうと結局は守り優先とせざるを得ません。

現状は、強い銘柄群の多くは上昇トレンドなので、移動平均線を明確に割らない限りは保有するつもりです。一方、成長株については移動平均線を超えてきたものについては打診買いをしてみようと思っています。

15日夜のアメリカ株は大きく上昇し、日経平均先物は前日の日経平均株価の終値より500円以上値を上げており、16日の日本株は大幅高で寄り付きそうです。
明確なトレンドが出ていないので、大幅高で始まるときに、大量に買ってしまうと翌日以降の下落であっというまに損が膨らむ・・・ということになりかねません。
基本は順張りで動くべきなのですが、超短期的には、大幅高でスタートするときは高値掴みとなる危険が高くなるので、あまり大量に買わない方が安全と思います。無論、ここからぐんぐん株価が上昇する可能性もあるわけですが、それを期待して高いところでかうのであれば、相応のリスクを覚悟の上、ということです。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事