11月5日の日本株
週末11月5日の日本株は、小幅高でスタートも、すぐに値を消す展開となりました。後場はやや戻したものの、日経平均株価の終値は前日比182円80銭安の29611円57銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1234に対し値下がり銘柄2603と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は70、年初来安値更新銘柄は63でした。
ADA指数は51.3%となり、前日の56.5%から低下しました。25日移動平均線割れの保有株売却のほか、新規に空売りを実行したものなどもあったためです。
強い株だけ買っていれば勝負にはなる
個別銘柄をみると、荏原製作所(6361)、FRONTEO(2158)、エス・エム・エス(2175)、インフォマート(2492)、SREホールディングス(2980)、トリドールホールディングス(3397)、インターネットイニシアチブ(3774)、Zホールディングス(4689)、デジタルガレージ(4819)、フジミインコーポレーテッド(5384)など、高値更新となる銘柄もいくつかありました。
一方、年初来安値更新銘柄が63も生じており、決算発表をきっかけとして上がる株と下がる株の二極化が明確になっているように感じます。
ただ、私の感覚としては、年初来安値更新銘柄が63もあるようには思えず、その理由は下降トレンドの弱い銘柄を一切保有していないからだと思っています。
例えば、決算内容がどんなによかったにしろ、下降トレンドの銘柄を私が買うことはありません。でも個人投資家の中には、決算内容が良いことを理由に、株価が下がっても持ち続けてしまうケースは多いと思います。でも、残念ながらその考え方ではいつか大損してしまうでしょう。
やはり決算内容がどうであろうと、重視するべきは大口投資家が作る流れである株価のトレンドであり、上昇トレンドとなっている銘柄のみを保有すれば、利益が伸ばせると思います。
今のところ決算発表により株価が乱高下する銘柄もそれほど多くなく、保有株が決算発表により急落するケースも少ないように感じています。
もし近頃の投資成績が振るわない、という方は、下降トレンドの銘柄を我慢して持ち続けていないか、そして上昇トレンドの銘柄をしっかり保有できているかを確認してみてください。今は上昇トレンドの銘柄のみに投資していれば、利益をだせる状況だと思います。
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