日経平均株価上昇も上値やや重くー2021年11月4日の日本株

11月4日の日本株

11月4日の日本株は、大幅高で始まった後は徐々に下押し圧力が強まりましたが引けにかけ再び上昇し、日経平均株価の終値は前営業日比273円47銭高の29794円37銭でした。
TOPIXも大幅上昇、マザーズ指数も上昇しましたが上昇率は小幅にとどまっています。

値上がり銘柄2570に対し値下がり銘柄1307と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は97、年初来安値更新銘柄は42でした。

ADA指数は56.5%となり前営業日の66.3%から低下しました。決算発表等により大きく値下がりした保有株を売却したほか、新規の空売りを実行したために大きめな低下となっています。

上がるものは上がっているがややすっきりしない

個別銘柄をみると、スノーピーク(7816)、エス・エム・エス(2175)、インフォマート(2492)、SREホールディングス(2980)、オークネット(3964)、リクルートホールディングス(6098)、SEMITEC(6626)、図研(6947)など高値更新となる銘柄もそこそこありました。

一方、年初来安値更新銘柄もそれなりの数が出ており、決算発表による株価の乱高下もあって、確かに日経平均株価は上昇しているものの、個別銘柄の動きはややすっきりしない、という感じです。

それでも、高値更新となる銘柄数もそれなりに生じているため、損益としてはプラスには持っていくことができる環境ではあります。ただ、多くの銘柄が一斉に上昇して上値追いを目指しているわけではなく、上昇していても途中でしぼんでしまう銘柄も多いため、トータルで見れば劇的に利益を上げられる状況とまではなっていません。

上昇トレンドの銘柄は保有継続して利益を伸ばし、下降トレンドに転じたら速やかに売る、といういつも通りのルールを淡々とこなし、トータルでプラスをできるだけ上乗せすることを目指したいと思います。チャート形状をみて、横ばいのものより右肩上がりに近いものを選んだ方が、そこから株価が上昇する可能性が高いと感じます。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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