10月7日の日本株
10月7日の日本株は、前場は順調に上昇し、日経平均株価は一時28000円を回復したものの、後場失速して終値は前日比149円34銭高の27678円21銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1854に対し値下がり銘柄1945とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は11、年初来安値更新銘柄は73でした。
ADA指数はマイナス11.5%となり、前日のマイナス10.4%から少し低下しました。新規買いもありましたが、弱い銘柄の売却もあり、トータルすると前日とほぼ同じという感じです。
利益が取りにくい相場環境
個別銘柄を見ると、直近大きく売られていた海運株が反発する一方、このところ急速に上昇していた石炭株が一斉に大きく売られるなど、高安まちまちの動きでした。
また、25日移動平均線超えの銘柄を待っても次の日には下がってしまったり、ひどいとその日のうちに下がって上ヒゲをつけた形になってしまったりと、利益が取りにくい相場環境になっています。
利益が取りやすいか取りにくいかは、同じルールで売買していて利益が取れるかどうかで判断できます。私自身、9月中旬くらいまではかなり利益が取れましたが、今月に入ってからは、9月下旬のように大きく利益を削られることはないものの、じり貧といった感じです。
確かに上昇トレンドの銘柄もありますから、それらに投資することは問題ないですが、あまりポジションを膨らませ過ぎない方がよいだろうとは感じます。利益が取りにくいということは、無理をして勝負に行くと失敗して大きな損失が生じやすいということでもありますから、利益が取れない環境なら無理に利益を取りに行くのではなく損失を最小限に抑えるようにしなければなりません。
また、昨日の石炭株の急落のようなことはよくありますから、大きな損失を避けたいなら、くれぐれも高値掴みは避けるようにしましょう。押し目が来たら買ってもよいですが、押し目を付けずに上昇を続けるならその株はあきらめた方が安全です。
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