日本株切り返しー2021年8月18日の日本株

8月18日の日本株

8月18日の日本株は、朝方小安い場面もあったもののその後は切り返して上昇しました。日経平均株価の終値は前日比161円44銭高の27585円91銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は一時1000ポイント割れとなったものの終値では3%近い上昇となりました。

値上がり銘柄2509に対し値下がり銘柄1314と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は183でした。

ADA指数は19.0%となり、前日の19.0%と変わらずでした。多少の売買はありましたが基本的には様子見でした。

今のところはトレンド転換までには至らず

個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)、SBSホールディングス(2384)、神戸物産(3038)など強い銘柄は高値更新となっていますが、全体的に見れば、上昇トレンドの強い銘柄は値下がりするものが目立ちました。

逆に、今まで弱い動きが続いていて下降トレンドになっている銘柄の多くは反発し、マザーズ指数の急反発をみてもそれが表れています。

私自身は、そうした下降トレンド銘柄は保有していませんので、18日のような、下降トレンド銘柄中心の反発となっても利益にはつながりません。

確かに下降トレンド銘柄の中には、株価がかなり下がっているものも多く、そうした銘柄を底打ち狙いの逆張りで買い向かう投資家が多かったのだと思います。

ただ、18日の反発だけでは株価のトレンド転換まで至っている銘柄はほとんどなく、大部分は下降トレンドのままです。

私は、一部の銘柄については、25日移動平均線超えを待たず、5日移動平均線超えで買いエントリーするつもりですが、基本は25日移動平均線を果たさない銘柄は手を出しません。

確かにそろそろ下げ止まるであろう銘柄が多いのは事実であるものの、下げ止まったあと、株価を買い上がる投資主体がイメージできないからです。
個人投資家は逆張りの人が多いので、大きく値下がりしたら買い向かいますが、その後株価が上昇しても買い上がるわけではありません。

となると頼みは外国人投資家ですが、下降トレンドの弱い銘柄を外国人投資家が積極的に買ってくるならば、やがて株価も上昇トレンドに転じるはずなので、私ならそこまで待ってから買います。

とりあえず多くの銘柄は下げ止まりましたが、下げ止まるのと上昇するのは別の話です。やはりトレンド転換するまでは安易に下降トレンド銘柄には手を出さないようにしようと思います。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事