指数は弱含みも個別銘柄は悪くないー2021年2月17日の日本株

2月17日の日本株

2月17日の日本株は、これまでの急上昇の反動もあり終日弱含みの動きとなりましたが、大きく売られることもなく、日経平均株価の終値は前日比175円56銭安の30292円19銭でした。
TOPIXは小幅下落、マザーズ指数は2%の大幅安となっています。

値上がり銘柄2065に対し値下がり銘柄1801とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は77、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は59.1%となり、前日の79.2%から大きく低下しました。保有している成長株の下落によりそれらを売却したことに加え、ポジションを膨らませすぎている感があったため、意識的にポジションを落とし、今後新たに買いタイミングとなったときに買えるよう、少しだけ身軽にしました。強気であることには何ら変化はありません。

強い株をつかんだら安易に離さない

個別銘柄をみると、マネックスグループ(8698)、エスプール(2471)、ネクステージ(3186)、ミダック(6564)などが高値更新となっています。

また、日経平均株価の下落の割には、特に景気敏感株やコロナ悪影響銘柄を中心に株価が上昇する銘柄も多く、実態は結構強い1日だったと感じます。

ただ、マザーズ指数の大幅安を見ても分かる通り、成長株は弱いものが目立ち、どのジャンルの銘柄に取り組んでいるかによりパフォーマンスが大きく異なる状況が続いています。

さて、私は運よくマネックスグループ株を、上昇スタートの安いところで買うことができ、現時点で買値から3倍以上になっています。なぜ3倍になるまで持っているか、それは買ってからずっと上昇トレンドが続いているからです。
逆に、移動平均線からのかい離が大きくなり、売り時に困るほどです。

決算発表シーズンが終わり、業績等により強い銘柄、弱い銘柄が選別されています。強い銘柄はプロ投資家の買いなどにより、さらに大きく上昇する可能性が大いにあります。ましてや今はバブル相場ですから、あっと驚くような高値まで駆け上がるものも出てくるでしょう。

そんなとき、何も考えずに保有していると、上昇途中で怖くなって売ってしまうはずです。そうならないためにはやはりどうなったら売るかというルールを設定することが重要です。
ルールを持っている人とそうでない人とで、パフォーマンスが大きく異なる、それがバブル相場です。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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