再び上昇基調に戻るかー2023年11月10日の日本株と今週の投資戦略

11月10日の日本株

11月10日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、一時日経平均株価が400円近く下落しましたが、後場は下げ幅を縮める展開となりました。
日経平均株価の終値は前日比78円35銭安の32568円11銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は大幅に下落しました。

値上がり銘柄2058に対し値下がり銘柄1930とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は59、年初来安値更新銘柄は19でした。

ADA指数は31.2%となり、前日の21.1%から上昇しました。私自身の投資候補銘柄に株価が反発する銘柄が多く、新規買いをしたり一度売却したものを買い直したりしたことなどによります。

日経平均株価が上抜けるか・頭打ちになるか

個別銘柄をみると、住友商事(8053)、日鉄ソリューションズ(2327)、日本マイクロニクス(6871)など高値更新となる銘柄も散見されました。
また、水曜日に大きく売られた銀行株や商社株が値を戻していたりと、再び上昇基調に復帰しそうな動きも感じられます。

ただ、日経平均株価はボックス圏の上限近辺まで近づいていて、個々からの新規買いも勇気がいるところです。基本はすでに買い仕込んだ銘柄についてはできるだけ粘って上値を伸ばしつつ、追加の買いは高いところを追わずに押し目買いに徹するという形で、ある程度慎重に進めたいところです。

現在のボックスを抜けたとしても、33500円近辺で3回跳ね返されていますので、やはり高いところで買うことによる高値掴みのリスクには警戒すべきだと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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