2月12日の日本株
週末2月12日の日本株は、朝方高く始まったもののその後は売りに押される展開でした。それでも大きく売り込まれることはなく、日経平均株価の終値は前営業日比42円86銭安の29520円07銭でした。
TOPIXは小幅上昇、マザーズ指数は大幅高となりました。
値上がり銘柄2038に対し値下がり銘柄1834とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は87、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は59.5%となり、前営業日の69.7%から低下しました。決算発表により保有している成長株に大きく下落するものが目立ち、それらを売却したことなどによります。
決算発表シーズンが終わってからが勝負
個別銘柄をみると、マネックスグループ(8698)、GMOインターネット(9449)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、フリー(4478)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、アンビスホールディングス(7071)などが高値更新となっています。
また、成長株を除いては総じて上昇トレンドのものが多く、昨年来安値更新銘柄がゼロの日が続いていることもあり、日本株に弱気になる要素は見当たりません。
さて、3月決算企業の第3四半期決算や、12月決算企業の本決算は2月15日でほぼ出そろいます。決算発表シーズンは、決算内容により株価の乱高下が生じ、非常にやりにくい状況になりますが、今回の決算発表は、それほど波乱はなかったかな、と感じます。ひどい時は、決算内容が悪ければ当然急落、決算がよくても急落・・・というように、株を持っているだけでアウト、ということもありますから、それに比べると今回の決算シーズンは無難に通過した、といってよいでしょう。
もちろん、銘柄によっては大きく下落しましたし、私自身も急落をいくつか食らいました。しかしその点は、決算発表直前に買わないとか、上昇トレンド銘柄だけ保有するとか、銘柄を分散して投資する、といった基本的な事項を守っていればリスクをかなり抑えることができるはずです。
そして、決算発表シーズンが終われば、プロ投資家が決算内容を精査したうえで、ここから買う銘柄、売る銘柄を決めていきます。つまり、ここから買われる銘柄は上昇トレンドが長い期間続く可能性が高くなる、ということです。
日経平均株価は30000円目前で高止まりしていますが、個別銘柄への投資は、株価のトレンドに沿って、買われている銘柄に乗り、上昇トレンドの恩恵を享受することが成功への近道となります。
くれぐれも、決算内容が悪く株価が大きく値下がりしたままの銘柄を握りしめることのないようにしましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。