日経平均株価30000円突破ー2021年2月15日の日本株

2月15日の日本株

2月15日の日本株は、寄り付き後から急上昇し、日経平均株価はあっという間に30000円をタッチしました。その後は一時押されるも、引けにかけ再び上昇し、終値は先週末比564円08銭高の30084円15銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇でした。

値上がり銘柄2245に対し値下がり銘柄1638とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は111、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は62.6%となり、先週末の59.5%から少し上昇しました。決算で値下がりした保有株を売却する一方、上昇トレンド銘柄を新規に購入したことによります。

個別株は日経平均株価の上昇についていけていない

個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)、日本電産(6594)、マネックスグループ(8698)などが高値更新となっています。

ただ、日経平均株価が500円以上値上がりしているにもかかわらず、値下がり銘柄が1638もある点に注目すべきです。

多くの個人投資家から、日経平均株価が30年半ぶりに30000円を超えたと聞いても、あまり実感がわかないという声があがっています。昨日の値下がり銘柄1600超という事実が、このことをよく表していると思います。

要は、日経平均株価が30000円を超えたといっても、ファーストリテイリング(9983)を筆頭に、日経平均株価の影響度が高い銘柄が大きく上昇したことがその理由として大きいのです。
そして個人投資家の多くは、日経平均株価の影響度が高い銘柄に投資することはあまりない一方、自分自身が投資している銘柄はそれほど株価が上昇していないため、日経平均株価が30000円を突破した!!と言われても実感がわかないのです。

私自身も、日経平均株価の影響度が高い銘柄をある程度は保有していますが、それでも日経平均株価の上昇にはなかなかついていけていない、というのが実情です。

要は、自分自身がそもそも投資対象としていない銘柄が大きく買われた結果、日経平均株価が大きく上昇したわけですから、日経平均株価が30000円を突破しようが、自分には関係ない話だ、と割り切ってしまった方がよいと思います。

あくまでも、自分が投資対象としている銘柄につき、上昇トレンドが続く間は保有して利益を伸ばし、下降トレンドになったら速やかに売却するということを淡々とこなすことが重要です。

下手にいつもとは異なる銘柄に手を出して、高値掴みをして大損をしてしまうことは、避けなければなりません。

そして、以前にも書いたと思いますが、日経平均株価にパフォーマンスで負けたくないなら、日経平均株価連動型のETFや、日経平均先物にも投資すればよいのです。日経平均株価の影響度が高い個別銘柄でもよいですが、株価が概して高いですし、悪材料で急落でもしたら目も当てられないので、ETFや先物の方がやりやすいと思います。

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事