決算発表後の乱高下目立つー2021年2月10日の日本株

2月10日の日本株

2月10日の日本株は、安く始まったもののその後はじり高の展開となり、日経平均株価の終値は前日比57円00銭高の29562円93銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は大幅高となりました。

値上がり銘柄2020に対し値下がり銘柄1809とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は84、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は69.7%となり、前日の62.5%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いを行ったことなどによります。基本は強気を維持しています。

決算発表後の乱高下はそこまではひどくないか

個別銘柄をみると、マネックスグループ(8698)やファーマフーズ(2929)などが高値更新となっています。全体的に見ても、上昇トレンド銘柄が多くなっています。

ただ、現在決算発表シーズンということもあり、決算内容によっては大きく下げているものも目立ちます。私自身は決算前に持ち株は売らずに持ち越すスタイルを取っていますので、決算発表シーズンごとに大きな下げを食らう銘柄が必ず出ます。

ただ、今のところは大きな下げを食らった銘柄はいくつかあるものの、それ以上に決算発表により株価が上昇したものもあり、トータルすると決算発表によりプラスになっています。

本日も決算の内容が悪く、ストップ安でも売れないと覚悟した銘柄が、もちろん大きく値下がりはしましたがストップ安よりかなり高い水準で売れているなど、マーケット環境は悪くないと感じています。もしマーケット環境が悪いと、決算が悪ければ当然売られ、良くても売られる、ということになりますから。

また、決算発表が終われば、株価が乱高下する主要な原因が取り除かれますので、やりやすくなります。上昇トレンドの銘柄を保有し続け、利益を伸ばすことがしやすくなる時期になります。

今のところは昨年来安値更新銘柄がゼロの日が続くなど、弱気にならないといけない要素はありません。決算による乱高下はある程度は仕方ないと割り切り、上昇トレンドの銘柄を大事に保有するようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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