方向感の乏しい動き続くー2020年2月13日の日本株

<今日の日本株>
2月13日の日本株は、高くなる場面もあったものの後場は押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比33円48銭安の23827円73銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1658に対し値下がり銘柄2095とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は41、昨年来安値更新銘柄は27でした。

ADA指数は49.6%となり、前日の51.3%から少し低下しました。決算で下がって下降トレンドになった銘柄の売却などを実行しました。

 

<株価と報道のギャップ~株価はどこまで織り込んでいるのか?>
個別銘柄をみると、テクマトリックス(3762)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)など高値更新となる銘柄も散見されるものの、総じてみるとバラバラな動きとなっています。

決算発表がほぼ出そろい、決算内容が良いものは上昇し、悪いものは下落しています。その傾向は今後も続く可能性が高いので、上昇トレンドの銘柄のみを保有する必要があります。

ところで、新型コロナウイルスの影響拡大はとどまるところを知りません。その一方で日本株はかなり強い動きとなっています。

おそらく、多少流行が拡大したとしても株価にはあまり影響ない(もちろん個別銘柄によっては大きく下落するものもある)のでしょうが、どの程度まで織り込んでいるかは分からないので、予断は許さない状況です。

例えば、世界各国が日本からの入国を禁じたり、武漢のように交通機関がストップしたり、会社が休業となったり首都機能が完全にマヒするということになれば、さすがにそこまでは株価は織り込んでいないはずなので、かなりの株価下落となるはずです。

いずれにせよ、保有株が上昇トレンドの間は保有を続け、下降トレンドになったら売却すればまず大きな損失は避けられるはずです。最もやってはいけないのが「株価には大した影響ない」と決めつけることです。
株式投資で、将来を予測することほど愚かなことはないと私は思っています。下手に予測するのではなく、株価のトレンドについていけば大きな損失は避けられるのですから。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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