はっきりしない動きー2018年7月20日の日本株と今週の投資戦略

<7月20日の日本株>
週末7月20日の日本株は、朝方こそプラス圏で推移したもののそこから売られ、日経平均株価は一時200円超の値下がりとなりました。終値は前日比66円80銭安の22697円88銭でした。
TOPIXも値下がりしましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1394に対し値下がり銘柄2246と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は25、年初来安値更新銘柄は21でした。

ADA指数は52.8%となり、前日の55.9%から低下しました。25日移動平均線を超えたもののすぐに割り込んでしまった銘柄を売却するなどしたことによります。

 

<強い銘柄のみ保有する>
個別銘柄をみると、アウトソーシング(2427)、弁護士ドットコム(6027)、エラン(6099)、アニコムホールディングス(8715)など高値更新となるものも散見されますが、全体的には方向性が感じられずどっちつかずという状況です。トレンドでいえば、まだ下降トレンドのままである銘柄の方が多いです。

ひとまず下げ止まったものの、そこから明確に反発することなく、横ばいに近い動きになっているという印象です。

私自身、25日移動平均線を超えた銘柄は積極的に買うようにしていますが、その後再び25日移動平均線を割り込んでしまうものも目立ち、正直あまりうまく行っていません。

ひとくちに25日移動平均線を超えるといってもいくつかのパターンがあり、主に中長期で右肩上がりになっている銘柄が25日移動平均線を超えてくる場合と、久しく下落を続けてきた銘柄がようやく25日移動平均線を超えてくる場合とがあります。

私は、両方のケースで新規買いしているのですが、前者のケースはうまく行くことが多い一方、どうも後者のケースはあまりうまく行っていないと感じます。

つまり、中長期で上昇トレンドが続いていて、日足チャートベースでは調整局面にあったものが再度25日移動平均線を超えてくるという局面で買った方が、その後株価が伸びる可能性が高いということです。

逆に、中長期のトレンドが明確な上昇トレンドになっていない銘柄の場合は、25日移動平均線を超えてもそこから株価が伸びず横ばいがつづいたり、再び25日移動平均線を割り込んでしまいます。

現状、ADA指数は約50%、つまり投資可能資金の半分程度を投資している状況ですが、現状のようなはっきりしない動きが続くようであれば、もう少しポジションを縮小する必要もあると考えています。とにかく強い銘柄のみ保有しないと、余計な損失が膨らんでしまうという感覚です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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