反発続くかー2019年6月7日の日本株と今週の投資戦略

<6月7日の日本株>
週末6月7日の日本株は、終日プラス圏で推移し、日経平均株価の終値は前日比110円67銭高の20884円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2518に対し値下がり銘柄1132と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は20でした。

ADA指数はマイナス5.1%となり、前日のマイナス1.3%からマイナス幅が拡大しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株の売却を進めたのが主な理由です。引き続き上昇トレンドの銘柄を保有し、下降トレンドの銘柄を空売りするロング・ショート戦略を実行しています。

<反発すれば強い株は高値更新する>
個別銘柄をみると、エラン(6099)、オプティム(3694)、バリューHR(6078)など高値更新となる銘柄も散見されます。また、年初来高値更新銘柄数が年初来安値更新銘柄数を上回っており、年初来安値更新銘柄数自体もかなり減少していることから、短期的には反発局面にあります。

私が日経平均株価が下落している局面でも、上昇トレンドの個別銘柄については買い、保有しているのはこうした点にあります。つまり、日経平均株価が下落しているときには下落率は小さく、日経平均株価が反発しているときにはより大きく上昇するということです。

逆に、下降トレンドが続く銘柄は、日経平均株価が上昇しても小さな上昇にとどまる一方、日経平均株価が下落するとより大きく下落する傾向があるため、空売りをしているのです。

とはいえ、今は一方向にすべての銘柄が動く局面にはないので、無理をして大きく張ってもなかなか利益を得ることができません。
私自身も、それほどポジションを膨らませてはいませんが、かといってポジションをゼロにしないのは、ある程度のポジションを持っていないと、変化に気づくことができないからです。

いつもの繰り返しになりますが、今年は利益を得にくい相場環境にあります。こんなときは、「勝つ」ことよりも「大きく負けない」ことを最優先にしてください。そのために重要なのが、ポジションを膨らませて勝負に行かないということです。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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