<今日の日本株>
今日の日本株は日経平均株価が484円01銭高の19,049円91銭となりました。大幅高となった原因は、FOMCという大イベントを控え、日経平均先物に空売りを仕掛けていたヘッジファンドがイベントリスク回避のための買戻しを行ったためと思われます。
現に、私の保有銘柄は指数の大幅高ほどは上昇せず、「先物主導」という印象でした。
<FOMC後の株価を予想すべきではない>
ところで、FOMCが利上げすることにより株価が上昇するとか下落する、と専門家が好き勝手に予想しているようですが、大イベント後の株価の動きを事前に予想するのは非常に危険です。ヘッジファンドですら、イベントリスク回避に動いていることを重く受け止めるべきです。
<1銘柄だけリスクを取って底値買い>
今日のADA指数は21.9%となり、昨日の20.4%より少し上昇しました。株価上昇によりヘッジ売りしていた銘柄のヘッジを外したのと、投資候補銘柄の1つが直近で大きく下落したため、私にしては珍しく底値買いをしたためです。底値買いの分は、底割れしたら撤退しますが、損切りがマイナス5%、ここから首尾よく上昇すれば株価倍増は狙えると思っています。損切りのリスクからみて、この銘柄についてだけは少しリスクを取る場面と判断しました。
今日は指数が大幅反発したとはいえ、個別銘柄の大部分は下降トレンドのままです。FOMC通過後、株価が反発局面を迎えて個別銘柄が上昇トレンドに転じたら買い直す方針は変更ありません。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。