6月13日の日本株

週末かつメジャーSQだった6月13日の日本株は、寄り付きから大きく下げ、引けにかけてやや戻るも下落して終了しました。日経平均株価の終値は前日比338円84銭安の37834円25銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大きく値下がりしました。

値上がり銘柄956に対し値下がり銘柄3091と、久しぶりに値下がり銘柄がかなり多い状況となりました。年初来高値更新銘柄は52、年初来安値更新銘柄は17でした。

ADA指数は45.1％で、前日と変わらずでした。株価は全般に下落しましたが、売買はしませんでした。

日経平均の動き＋個別株の動きを注視

個別銘柄をみると、全般値下がりし、25日移動平均線を割り込んだ銘柄も500銘柄以上出現しましたが、株価の下落ほどには株価の落ち込みは小さかったように感じます。私自身のポートフォリオも、含み益はもちろん減少しましたが、そこまで大きな減少とはなっていません。

日経平均株価は一時25日移動平均線を割り込み、37540円20銭まで下がりました。今週以降、この水準を明確に割り込んだ場合は先行きに要注意と感じますが、それでも個別銘柄で強いままの銘柄についてはそのまま保有でよいと思います。

週末時点で25日移動平均線丁度の水準にある日経平均株価が週明けどのような動きになるか、そして現状強い個別株がそのままの状態をキープできるかに注目しています。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。