移動平均線割れ銘柄が目立ってきたー2022年4月6日の日本株

4月6日の日本株

4月6日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、その後も下げ幅を広げる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比437円68銭安の27350円30銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄875に対し値下がり銘柄3007と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は46でした。

ADA指数は57.3%となり、前日の62.9%から低下しました。保有株のうち移動平均線割れとなった銘柄を売却したことなどによります。

上げ下げ両面を見据えた行動も必要か

個別銘柄をみると、最近強い成長株は上昇途中の単なる一時的な下落という形ですが、インフレ関連銘柄など、直近で調整局面にある銘柄に、移動平均線割れとなるものが目立っています。商社株も移動平均線近辺まで調整が進んでいます。

理想としては成長株とインフレ関連銘柄が順繰りに上昇する循環物色が生じることなのですが、今のところ成長株は強く、インフレ関連銘柄はまだ上昇トレンドをキープしているものが多いもののじり貧という感じです。

また、成長株でもなくインフレ関連銘柄でもない銘柄の中には、25日移動平均線割れとなるものが日々増えていて、強い銘柄と弱い銘柄が分かれてきています。

そこで、個人的には弱い銘柄に対して多少空売りを入れ、保有株のヘッジをしつつ、さらなる下げとなった場合の備えをしていこうと思います。

アメリカ10年物国債の利回りが上昇しているにもかかわらずインフレ関連銘柄が上昇しなくなっているのもちょっと気味が悪く、株価が上に行っても下に行っても対応できるような体制を構築していくつもりです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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