米株安で週末の日経平均先物が急落ー2025年3月28日の日本株と今週の投資戦略

3月28日の日本株

3月28日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、日経平均株価は一時37000円割れとなりました。終値も前日比679円64銭安の37120円33銭でした。ただ、配当権利落ちの影響が300円ほどありますから、事実上は1%程度の下げという状況です。
TOPIXも2%超の大幅下落、東証グロース市場250指数は小幅下落にとどまっています。

値上がり銘柄939に対し値下がり銘柄3186と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は33、昨年来安値更新銘柄は7でした。

ADA指数は38.5%となり、前日と変わらずでした。保有株の変動はありませんでした。

日経平均株価の直近安値割れの有無を注視

個別銘柄をみると、さすがに配当権利落ちの影響が大きく、25日移動平均線超えの銘柄が27日に比べ一気に800銘柄ほど減少しました。プライム市場銘柄も400以上の銘柄が25日移動平均線を割り込んでいます。

さらに週末トランプ大統領による関税発動の影響もあり、アメリカ株が大きく下落、日経平均先物も日経平均株価の週末の値より800円下げています。

週明けは大幅安で始まることは避けられませんが、日経平均株価が直近安値である35987円13銭を割り込むかどうかに当面注目したいと思います。もしここを明確に割り込むこととなれば、いよいよ本格的な株価下落となる可能性が高いため、踏ん張れるかどうか正念場となりそうです。

保有株については引き続き、個別銘柄ごとにトレンドを見極め、上昇トレンドが続いていれば日経平均株価が弱くとも保有を続けていればよいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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