1月28日の日本株
1月28日の日本株は、日経平均株価が寄り付き直後から大きく下落し、その後持ち直したものの後場再び売られる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比548円93銭安の39016円87銭でした。
TOPIXは小幅下落、東証グロース市場250指数は上昇しました。
値上がり銘柄2538に対し値下がり銘柄1479と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は43、昨年来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は20.2%となり、前日の29.4%から低下しました。株価の大幅下落に伴い、保有株の一部を売却したことなどによるものです。
弱いのは日経平均株価だけか?
個別銘柄をみると、日経平均株価が急落した割には強いものが目立ち、昨年来高値更新銘柄も40を超えています。
日経平均株価の採用銘柄が大幅安となったことが日経平均株価下落につながっていますが、その流れは個別銘柄には波及していないようで、淡々と個別銘柄ごとのトレンドを確認したうえで、上昇トレンドであれば持ち続けていれば問題ないといえます。
無論、日経平均株価がボックス相場を下抜けるようなことがあれば守り優先とすべきですが、現状のようなどっちつかずの状況では、上昇トレンドの個別銘柄を保有しつつ、ポジション全体は膨らませすぎないようにする、というのが良いと思います。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。