1月23日の日本株

1月23日の日本株は、日経平均株価が順調に上昇、後場には一時40000円を突破しました。終値は前日比312円62銭高の39958円87銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は下落しました。

値上がり銘柄1714に対し値下がり銘柄2259とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は23、昨年来安値更新銘柄は12でした。

ADA指数は31.0％となり、前日の22.8％から上昇しました。株価上昇に伴い上昇トレンド銘柄の新規買いや、空売り銘柄の買戻しなどを行ったことによるものです。

日経平均株価はボックス上限に近づく

個別銘柄をみると、徐々に25日移動平均線超え銘柄が増加してきていて、現時点で25日移動平均線を超えている銘柄と割り込んでいる銘柄がほぼ半々になっています。

一方、日経平均株価は昨年9月から続くボックス圏の動きが続いていますが、再びボックス圏の上限に近づいてきました。

もし再びボックス上限に跳ね返されるなら、ここから下落してしまいますので新規買いのタイミングとしてはあまり良くないように感じます。

仮にここから40000円～40500円どころも突破して41000円を突破するようなことになれば、そこは飛び乗って買いに行く局面だと思いますが、現状はまだそこまでは到達していませんので、あまりガンガン個別銘柄を新規買いするタイミングとしてはリスクが高いのかな、と感じます。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。