手が合わないー2019年4月23日の日本株

<今日の日本株>
4月23日の日本株は、朝方下げる局面もあったものの、引けにかけて持ち直しの動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比41円84銭高の22259円74銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数も小幅に上昇しました。

値上がり銘柄は1945、値下がり銘柄は1663とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は75、年初来安値更新銘柄は36でした。

ADA指数は11.1%となり、前日の15.3%から低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株を売却したことなどによります。

 

<手が合わない>
個別銘柄をみると、ジェイエイシーリクルートメント(2124)が高値を更新したり、GMOペイメントゲートウェイ(3769)が上昇トレンドを長期間継続したりと、取れる銘柄も少なくはないのですが、上昇トレンドが継続しなかったり、ビジョン(9416)が高値更新後すぐに下落に転じたりと、トータルするとやはり簡単に取れる相場環境ではありません。

アメリカ株も高値更新間近、日経平均株価も強い動き、しかし日本株の個別銘柄はあまり強くない・・・という状況がここ最近続いています。

はっきり言って、私の投資スタイルでは今の相場は手が合わないとしか言いようがありません。手が合わないのに無理をして取りに行くと、本当にろくなことがないのは今までの経験上十分承知しています。

投資スタイルごとに、そのスタイルで取りやすい相場環境とそうでない相場環境があります。そして相場環境に応じてスタイルを臨機応変に変えていくことは、そう簡単ではありません。下手をすると、余計な動きをすることにより損失の上塗りとなってしまいます。

私自身、ポジションを膨らませないようにやっていますから、大きなプラスも大きなマイナスもありません。仮にここからアメリカ株が高値を更新し、日本株が強い動きになったとしても、下落相場に転じるタイミングが少し後ろにずれただけと考えるようにします。

とにかく、多くの銘柄が安値から5倍、10倍、20倍と上昇した後の現時点で、強気をしたとしても割に合うとは思いません。リスクとリターンのバランスが取れていないと強く感じるのです。私はリスクをとって勝負に行くときは、それに十分見合うほどの大きなリターンが見込めるときだけにしようと思っています。それで20年間生き残ってきましたから。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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