個別銘柄の弱さを強く感じるー2024年12月17日の日本株

12月17日の日本株

12月17日の日本株は、寄り付き大きく上昇したものの売り物に押され、引けはマイナスとなりました。日経平均株価の終値は前日比92円81銭安の39364円68銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。

値上がり銘柄1435に対し値下がり銘柄2553と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は53でした。

ADA指数は41.4%となり、前日の44.5%から低下しました。株価が大きく下落した保有株を売却したことなどによるものです。

個別銘柄の弱さが目立つ

個別銘柄をみると、タカラトミー(7867)など、高値更新となる銘柄もある一方で、年初来安値更新銘柄がじわじわと増加傾向にあるように感じます。

本日の個別銘柄の株価をみると、寄り付き近辺が高い大陰線や、長い上ヒゲをつけている銘柄がかなり多く、売り圧力を強く感じざるを得ません。

特にグロース市場銘柄はかなり弱い動きで、移動平均線割れ銘柄が日々増加している状況です・

日経平均株価はまだ高値圏をキープしていますが、個別銘柄はかなり弱いと痛感します。日経平均株価と全く異なる動きとなっている個別銘柄は多く、決して日経平均株価が高値圏で強い動きだから自分の持ち株も持っていれば大丈夫、という考えを持たないようにしましょう。
日経平均株価が40000円から1~2%下がっただけでも年初来安値更新銘柄が50以上生じているわけですから、ここから日経平均株価が下がったら、個別銘柄はかなり悲惨な状況になるのではないかと心配しています。
そんな時に備えて、損失が膨らまないようにするため、保有銘柄の損切りのルールは徹底するようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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