9月12日の日本株
9月12日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、その後も上げ幅を広げ終日強い動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比1213円50銭高の36833円27銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大幅高となりました。
値上がり銘柄3630に対し値下がり銘柄466と全面高の展開、年初来高値更新銘柄は31、年初来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は11.3%となり、前日の6.2%から上昇しました。株価反発に伴い、ヘッジ空売りを付けていた保有株のヘッジを外したり、一部新規買いを行ったことなどによるものです。
全面安でも上昇トレンドなら保有継続を
個別銘柄をみると、ヒビノ(2469)、ZOZO(3092)、富士通(6702)、IHI(7013)、タカラトミー(7867)が高値更新となるなど、上昇トレンドが継続する強い銘柄は上値追いするものも目立ちました。
9月11日は上昇トレンド銘柄も多くが下落し、移動平均線割れとなったものも多かったですが、そうならなかったものも多数あります。そしてそれらの銘柄が9月12日の株価急反発により高値更新となっています。
つまり、9月11日の全面安のとき、個別銘柄ごとのトレンドを無視して十羽一絡げで売却するようなことをしてしまうと、9月12日のように一気に全面高に変化したとき、上昇に乗ることができなくなってしまうのです。
無論、下降トレンドの弱い銘柄は保有しない方が良いですが、上昇トレンドの強い銘柄は、例え日経平均株価が弱い動きであっても、しっかりと保有することで利益を少しでも多くあげることができるようにしましょう。
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