日本株急落ー2024年9月4日の日本株

9月4日の日本株

9月4日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、その後も下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比1638円70銭安の37047円61銭でした。下落率は4.24%に達しました。
TOPIX、東証グロース市場250指数も同様に大きく下落しました。

値上がり銘柄306に対して値下がり銘柄3901と全面安、年初来高値更新銘柄は22、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は36.9%となり、前日の57.4%から大きく低下しました。25日移動平均線割れの保有株の売却を進めたことによります。もともとポジションを抱えすぎのきらいがありましたが、株価急落で強制的にポジションを落とさせられたという感じです。

移動平均線割れ銘柄急増

個別株をみると、25日移動平均線を割り込んだ銘柄がおよそ1000銘柄にのぼっていて、もともと25日移動平均線を超えていた銘柄の約3分の1が、25日移動平均線を割り込んだ形になります。

前日のエヌビディアの急落を受けての9月4日の日本株でしたが、エヌビディア急落の影響だけでここまで下がることはないと思われ、再び外国人投資家の売りが生じている可能性も高いとみています。

もともと、8月5日の安値に対する二番底形成の可能性は頭に入れていましたが、ここまで順調に上昇して、25日移動平均線を超えた銘柄が8割近くに達していましたので、私自身もだいぶポジションが膨らんでいたところに急落が来て、利益が大きく飛んでしまいました。

8月5日の底値からの反発後、それほど時間が経たないうちに買った銘柄は、まだかなり含み益が残っていますが、直近で買った銘柄(ヘッジ空売りの買戻し含む)についてはさすがにマイナスになってしまっています。

やはり、上昇が進んである程度時間がたってからの買いは、このような急落を喰らった場合のダメージが大きくなるので、気を付けなければいけませんね。

逆に、ここから二番底形成となれば、再び安く買えるチャンスとなるので、そうなったらしっかり狙っていきたいと思います。

昨晩の日経平均先物も下げており、日経平均株価が25日移動平均線を明確に割り込むようであれば、二番底形成に向かう可能性が高くなりますので、注意しておきましょう。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事