9月5日の日本株
9月5日の日本株は、寄り付き大きく下げた後一時プラス圏に転じるも、後場は再度売られる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比390円52銭安の36657円09銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は上昇しました。
値上がり銘柄1977に対し値下がり銘柄2018と拮抗、年初来高値更新銘柄は25、年初来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は30.0%となり、前日の36.9%から低下しました。保有株の下落に伴い売却したものがあったり、新規空売りを行ったことなどによるものです。
日経平均株価が移動平均線割れ続く
個別銘柄をみると、やまみ(2820)、湖北工業(6524)など高値更新となる銘柄も散見されますが、9月4日の急落以降、弱い銘柄が日々増加している感触です。
25日移動平均線超え銘柄が全体の半数以上はありますが、半導体関連株のように、8月5日の急落時の安値をあっさり割り込むものも出てきており、日経平均株価が25日移動平均線を割り込んでいる間は、さらなる下落に警戒が必要と感じます。
個人的には、増やし過ぎたポジションを縮小するとともに、下降トレンドの弱い銘柄については空売りを少量ながら入れるようにし、ここからの下落が大きくなっても大きな損失につながらないようなポジションを構築していこうと思います。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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