4月4日の日本株

4月4日の日本株は、寄り付くから大きく上昇して始まり、一時日経平均株価は40200円を超えたものの、後場は徐々に上げ幅を縮める展開となりました。日経平均株価の終値は前日比321円29銭高の39773円14銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は下落しました。

値上がり銘柄2289に対し値下がり銘柄1712とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は74、年初来安値更新銘柄は59でした。

ADA指数は63.4％となり、前日の39.1％から大きく上昇しました。株価上昇により、いったん売却した銘柄の買戻しなどを行いました。

25日移動平均線の攻防

個別銘柄をみると、INPEX（1605）、伊藤忠商事（8001）など高値更新となる銘柄もありましたが、総じて高値を超えるまでには至っていません。
それでも、25日移動平均線を割らずに耐えた銘柄が本日一斉に反発していることなどをみると、ここからの日経平均株価の25日移動平均線の明確な突破をぜひとも期待したいものです。

本日の日経平均株価の終値はまさに25日移動平均線とほぼ同水準ですが、ここからの上昇が続くのかどうか、注目したいと思います。

上がらない銘柄も増えてきていますので、上昇トレンドの強い銘柄のみを買うようにしましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。