日経平均株価25日移動平均線割れー2024年4月3日の日本株

4月3日の日本株

4月3日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、その後も終日軟調な展開でした。日経平均株価の終値は前日比387円06銭でした。
TOPIXも下落、東証グロース市場250指数は2%近い下げとなりました。

値上がり銘柄1761に対し値下がり銘柄2269とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は45、年初来安値更新銘柄は164でした。

ADA指数は39.1%となり、前日の38.2%から少し上昇しました。移動平均線割れ銘柄を売却する一方、割れていない銘柄の押し目買いなどを実行したため、トータルでのポジションはあまり変わらず、という状況です。

早期に移動平均線復帰するかどうかがポイント

個別銘柄をみると、INPEX(1605)など高値更新となる銘柄もありましたが、年初来安値更新銘柄が164に達するなど、全体としては弱い動きが続いています。

日経平均株価もわずかながら25日移動平均線を割り込みましたが、上昇局面が続くのであれば、3月の時の調整局面のように、割り込んだとしても大きくは割り込まず、すぐに移動平均線を超えて上昇基調に復帰します。

その意味では本日以降の動きは要注目です。昨日の日経平均先物が40000円を回復していますので、そのままの水準で寄り付き、そこからさがらないのであれば再び上昇基調に戻れる可能性が高まりますので、期待したいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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