2月26日の日本株

2月26日の日本株は、寄り付き高く始まった後は上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前営業日比135円03銭高の39233円71銭と、史上最高値を連日で更新しました。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数は3％近い高騰となりました。

値上がり銘柄2477に対し値下がり銘柄1584と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は197、昨年来安値更新銘柄は7でした。

ADA指数は65.9％となり、前営業日の66.4％から少し低下しました。上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンドに転じた銘柄を売却して銘柄入れ替えを行ったりしました。

循環物色・底上げなるか

個別銘柄をみると、三菱重工業（7011）、三井物産（8031）、三菱商事（8058）、霞ヶ関キャピタル（3498）、TOWA（6315）、竹内製作所（6432）、日本電気（6701）など高値更新となる銘柄が目立ちました。

また、本日は東証グロース市場250指数の急騰からもわかる通り、グロース株（成長株）に資金が向かいました。相対的にグロース株は出遅れていますし、グロース株でなくても、株価が軟調に推移している銘柄も多々あります。

こうした銘柄が順々に循環物色されていき、マーケット全体の株価の底上げにつながることを期待したいと思います。

ただ、株価が短期間に急騰している銘柄については、一部利食いするなどして、含み益を実現しておくのもよいと思います。私自身はそのようにしています。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。