2月27日の日本株
2月27日の日本株は、寄り付き後上昇したもののその後は売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比5円81銭高の39239円52銭でした。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数は1％超の上昇となりました。
値上がり銘柄2292に対し値下がり銘柄1718とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は162、昨年来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は68.3％となり、前日の65.9％からやや上昇しました。上昇トレンドに転じた銘柄を新規買いしたりしていますが、総ポジションが膨らみすぎないように注意しています。
グロース株のさらなる上昇は？
個別銘柄をみると、三菱重工業（7011）、野村マイクロ・サイエンス（6254）、竹内製作所（6432）、日本マイクロニクス（6871）、日立造船（7004）や、三菱UFJフィナンシャル・グループ（8306）、三井住友フィナンシャルグループ（8316）、みずほフィナンシャルグループ（8411）のメガバンク3社もそろって高値更新となりました。
高値更新銘柄を書いていると、結構同じ顔触れが続くことを強く感じます。やはり全面高ではなく、強い銘柄が上がり続けるというマーケット環境であることの証左です。
一方、東証グロース市場250指数が上昇を続けていることから、グロース株にも資金が回りつつある感触はあります。理想としては日経平均株価が調整局面の中、グロース株が盛り上がり、全体の底上げが図られるという動きです。そのような展開に期待したいと思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。
