日本株大幅高ー2019年4月1日の日本株

<今日の日本株>
週明けおよび新年度スタートとなる4月1日の日本株は、新元号発表を控え、朝から大幅高で始まりました。前場は一時日経平均株価が500円近くの上昇となりましたが、新元号発表が済んだ後場は失速して引けました。日経平均株価の終値は先週末比303円22銭高の21509円03銭でした。
TOPIXも大幅上昇しましたが、マザーズ指数は1%以上の下落となっています。

値上がり銘柄2758に対し値下がり銘柄986と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は224、年初来安値更新銘柄は16でした。

ADA指数はプラス13.2%となり、先週末のマイナス2.7%から大きく上昇しました。昨日ブログで記した通り、株価反発に応じて空売りを縮小しているため、再び指数はプラス圏となっています。

 

<年初来高値更新銘柄急増の理由は?>
個別銘柄をみると、ヒビノ(2469)、マニー(7730)など、高値更新となる銘柄もじわじわと増加している感じがします。弱い銘柄も、弱いものの下がりにくいというのが率直な感想です。

4月1日の株価の動きは、新元号が発表される前の前場は上昇、「令和」が発表された後の後場は下落と、材料出尽くしの典型的な動きとなりました。

ただ、昨日のアメリカ株が大幅高となっていることもあり、材料出尽くしで天井をつけて反落する、といった単純な話にはならなそうです。

私は今年に入って積極的に空売りを実行していますが、もちろん保有株が下降トレンドになったら売却しますが、下降トレンドに入った銘柄を純粋に空売りするのは少し抑制しようと思っています。

さて、本日は年初来高値更新銘柄が200を超えています。これをみて、「相場環境が一変したのか?」といえばそんなことはありません。

お気づきの方もいるかもしれませんが、3月までは私は「昨年来高値」「昨年来安値」と表記していました。しかし4月からは「年初来高値」「年初来安値」と表記しています。

実は、3月までは、前年1月~当日までの高値および安値を更新した銘柄がカウントされますが、4月以降は当年1月~当日までの高値-安値更新銘柄がカウントされることになります。

したがって、4月1日に年初来高値更新した銘柄というのは、今年の1月以降の高値更新ということです。3月までは、今年ではなく昨年1月以降の高値更新したかどうかで判定していますから、4月に入って高値更新のハードルが一気に下がったということです。(安値更新も同じです)

ですから、年初来高値更新銘柄が急増したからと言って、何か相場環境が急激に変化した、ということではありませんから勘違いしないようにしてください。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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