12月7日の日本株
12月7日の日本株は、寄り付きから下落し、その後も下げ幅を広げて大幅安となりました。日経平均株価の終値は前日比587円59銭安の32858円31銭と、前日の上げ幅をほぼ帳消しにしました。
TOPIXも大きく下落、東証グロース市場250指数も大きく下落しました。東証グロース市場250指数は6日の上げが小さかったので、かなり下落がきつい状況となっています。
値上がり銘柄823に対し値下がり銘柄3198と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は61、年初来安値更新銘柄は39でした。
ADA指数は29.3%となり、前日の36.9%から低下しました。5日に大きく減らしたポジションを6日の急上昇である程度回復させましたが、7日の下落により再びポジションを落としました。ここ数日株価が乱高下しており、ポジションメイクも極めて難しくなっています。
素直にトレンドにはついていく
個別銘柄をみると、広済堂ホールディングス(7868)、大阪ソーダ(4046)など、高値更新となる銘柄もあり、決してすべての銘柄が下がっているわけではありませんが、小型成長株などはかなり厳しい状況に追い込まれていると感じます。
日経平均株価そのものも、5日に25日移動平均線を若干割り込んだ後、6日に急反発しましたのでポジションを再構築しましたが、7日に再度割り込みましたので、再びポジションを減らしました。7日夜のアメリカ市場でも、ドル円相場が一時1ドル=141円台を付けるなど非常に荒れた動きとなっていて、日経平均先物もさらに下落して明確に25日移動平均線を割り込んでいます。
今は株価上昇要因も下落要因も両方あると思われるため、株価がどう動くかは正直何とも言えません。であれば、上に行くか下に行くか決めつけた結果それが外れて大損することだけは避けなければなりません。
そのためには素直にトレンドについていくことが重要であり、日経平均株価が25日移動平均線を明確に割り込んでいるのであればやはり守り優先にすべきでしょう。
個別銘柄にはまだ強いものがありますが、全面安ともなればそれらも一斉に売られることになりますので、銘柄ごとの株価のトレンドをしっかりと確認し、トレンドに逆らわないようにしましょう。
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